2024-03-06 読了、ブッダという男。 現代の理想の投影をやめて、初期仏教徒がブッダをどのように理解していたのか、そして古代社会の制限を認めた上で何が先駆的であったのかなどを分析・議論している本。人の全体を統括する我はないという点は受動意識仮説と共通し、自分の考えと一致する。しかし、無我でなぜ輪廻し得ると言えるのかをまだ理解できていないので、もう少し本を読んでみようと思う。