乗車日記

自転車ときのこ

北の山

今日は5時前に起きて北へ、集合場所まで1時間、集合場所から1時間半ほど、極北のS峠のそのまた山の上に辿り着きました。

なんだか久しぶりです。昨晩暑いぐらいだったので、割と薄着でやってきましたが、冷たい風が強く吹いていて止まっていると寒くて堪りません。風通しが途轍も無く良いので、コロナはたぶん大丈夫でしょう。
ここから降ったり上ったり、大きなピークを二つほど越えるご機嫌なトレイルです。

楽しく降っていたのですが、最後の方で前輪に直径2センチほどの木の棒が横刺しになって、前輪ロックで前方に投げ出されました。結構急な坂だったので駄目だというのがすぐに分かり、両手を出して衝撃を吸収する余裕はありましたが、岩の多い所だったので右掌に切り傷。手袋がちょっと薄かったかな。

前輪はスポーク一本が破断、もう一本が曲がってしまいました。

でもこの後も全く問題なく走れました。リムの強度が十分にあるのでしょうか、それにしても素晴らしい。

山を降りて、Gショップで娘の通学用自転車を買うというミッションをこなした後、前輪の修理のためにTCへ。作業を依頼すると結構な行程なので預かりになってしまうと聞き、修理に必要なスポークとニップルリムテープを購入して帰宅。また、K店長に修理のコツを教えて貰いました。
帰宅してやれやれですが、シャワーを浴びてしまうとやる気が失せるので、そのまま修理に突入。

チューブレスタイヤの空気漏れを防ぐためにリムに貼ってあるテープを全部剥がすのではなく、スポーク取り付けのためのニップルの場所だけ取れば良いというアドバイスに従って作業。

タイヤを付けたまま作業ができて、とても簡単でした。リムテープも少ししか使わず安上がり。
この後、ついでにホイールの調整。スポークのテンションをテンションメータで測って大体同じに合わせ、そのあと振れを撮るため微調整。平均値の半分ぐらいのテンションのものが結構あってやはり慣れていないと手の感覚だけでは難しいということがわかりました。
これでまた明日から思い切り走れます。あっと、手袋も修理しないと。

今日のきのこ:ほこりたけ

流鏑馬体験

昨日土曜日は最近流鏑馬を始めたTさんのご案内で、Yさんも一緒に近江八幡の「日本の馬 御狩野牧場」で流鏑馬の体験をしてきました。
http://kansai.me/mikarinobokujo/index.html
朝は割と強い雨でどうなるかと思いましたが、車で移動しているうちに弱くなり、昼からは止んでくれました。
まずは馬と仲良くなるべく厩舎の掃除やブラシ掛けなどのお手伝い。


よくわからないので右往左往しているだけでしたが。先週生まれたばかりの仔馬もいました。牧場代表の磯部さんは日本の馬と和式の馬術を残したいという思いで活動されているということです。明治以降の国の政策もあって、在来種の馬というのは非常に少ないそうです。鞍や鐙は美術館や博物館で見たことがあるような形のものです。
雨が止むまで弓の練習。

昼から牧場の中で練習して、それから外回り。爪先が外側に向くようなガニ股にして、馬のお腹に脹脛を当てるような形で乗るということなのですが、自転車の乗り方と全然違うのでなかなか難しいです。やたらとくるぶし辺りが痛かったのですが、どうも爪先が内側を向くと鎧の金具がくるぶしに当たるらしいのです。

まあなんとか並足の練習までして、牧場に戻って流鏑馬に挑戦。



もっと体を前に倒しているイメージだったのですが、なんだか写真で見ると反り返っています。
この後、小山に上ったり下りたりする練習をしましたが、そちらはマウンテンバイクの体重移動と良く似ていて、割とスムースにできた気がします。
最後に馬具を外して、草をあげたりして終了。その後、八幡さんで左義長祭りをやっているというのでご案内していただきました。


この猪や鼠の山車、なんと食べ物でできているそうです。毛並みを見ていると本物にしか見えません。

ちょっと寒かったのでラーメンを食べてから帰路につきました。

今日は全身筋肉痛で昼前まで寝ていました。

東の山、メンテ、覚醒する関東など

土曜日は京都の東の端の山へ。三週間前にきたときには京都市内が雲海で埋まっていましたが、今回は綺麗に遠くまで見通せました。


東に向かって降ります。このコース、前回は途中でパンクして、そのあと空気圧を上げていたので今ひとつ楽しめませんでした。今回はパンクは修理したし、緩んでいたスポークも直したので、細かいラインも思い通りに走ることができて、大変気持ち良く下りを楽しめました。


さらに一本登り返して、別の尾根を下ってコンビニ休憩。皆さんもう二本ほど走るということでしたが、私は昼から仕事なので家路に着きました。1時間以上かかって11時半ごろに帰宅。まあ隣の県なので仕方がないです。

昼寝をせずに職場に行って、夕方早めに帰宅。プラビダさんでバゲットを買ってきて、ポルトガルワイン。

コロナの影響で中止になった琵琶湖ホールのオペラがライブ配信されるというのでみていましたが、字幕なしでは厳しいですね。なんとなく筋は覚えているんですが。

今日は英国に注文していた自転車部品が届いたのでメンテなど。今円高なので先週通販でポチッとしていたのです。

4月から中学生になる息子に余っているフレームやパーツで一台作ろうとしているのですが、ハンドルを切ったり、ハブのベアリングをグリスアップしたり、パンク修理剤を注入したりと、結構大変な作業になりました。本当のことを言うとサスペンションのダンパーオイルも泡立っている感じなので交換しないといけないのですが、さらに大変な作業なので今回はパス。

雨なのであとは読書など。

第一巻の古墳時代から始めて、ようやく平将門まで辿り着きました。
古墳時代から十分な実力があった坂東諸国が、何故ヤマト王権に使役されてきたのかは未だによくわかりませんが、
将門の乱が独立王朝を志向したという点で画期的ということは良くわかりました。
武士の起源についても、このところ言われていた中央武官説は不十分で、彼らが坂東に定着して起源となったという議論がなされていて、納得できました。

追伸:
夕方、子供を連れて山に行ってきました。




曇っているかと思っていたのですが、帰りに東の空に満月が綺麗に見えました。