乗車日記

自転車ときのこ

土砂崩れ

昨日の話だが、鯖街道で土砂崩れがあったらしい。いつもロード練習のとき、久多に行くために曲がって橋を渡るあたりから、もう少し行った所のようだ。けが人は無いようだが、他に平行する道がないので大変なことだと思う。復旧に携わっている方、頑張ってください。お疲れが出ませんように。
 ところで、妻がマスクを買ってきてくれたので、今日からマスクをつけて走ることにした。職場への往復20分ぐらいなら、これでかなり防げるようだ。鼻の方は昨日より楽な気がする。ただし、目の方は相変わらず痒い。今度はゴーグルをつけることを検討しよう。
 それで花粉のために外での練習は極力避けているのだが、駐車場でのスラロームだけは続けている。昨日の晩の練習で一つコツを会得した。これまでは自転車の上で体を一生懸命左右に振ってリーンアウトに持って行って曲がっていた。これは間違いだった。体はそのままにしておいて、自転車を体の下で移動させ、リーンアウトに持って行けば良かったのだ。
 自転車はそのままで体をカーブの外側に曲げると、体の重心を回転円の外側に平面内で動かすことになるので、体の側面の筋肉に力を入れる必要がある。これに対して、カーブの所で自転車をすこしカーブの外側に向けて走らせつつ、体を外側に曲げると、重心位置は鉛直方向に下がるだけなので、自然にリーンアウトの姿勢になる。
 もう少し分かりやすくイメージすると、素早い切り返しのスラロームをしていて、体はまっすぐ進んでおり、自転車だけが体の下で左右に振れて曲がっているような感じである。この方法により、これまで力で強引に曲がっていたのが、非常に自然に曲がれるようになった。目から鱗とはこのことだ。
 この技術が山道でどのくらい役に立つのかはまだ分からないが、しばらく練習して体にしみ込ませておくことにしよう。つぎの山行きが楽しみだ。