乗車日記

自転車ときのこ

グリコ

寒そうなので沢山着込んで出かける。厚めのアンダーに、ウールジャージに、ウィンドブレーカの上下。集合場所ですでにオーバーヒートしていたが、脱ぐ時間がなくそのまま上る。そういば集合場所では酔っ払いが暴れて警察が来ていた。パトカーが止まっていたのでびっくりした。
 あっちっちのまま登って行って、上に着くころには気分が悪くなる。その上、足も腕もだるい。レースのダメージがまだ残っている。シングルに入る前に、いろいろ脱いで少しすっきり。しかし温度計は3度。結構寒いはずだが。
 4日ぶりだが長いこと山に来ていない気がする。尾根に入ってすぐの根っこ地帯で足つき。そのあとは気合を入れなおしてくるくるこいで行く。やはり山は楽しい。シクロのコースとは比べ物にならない。先先を見るのを忘れなければ少しなまった腕でもサクサク走れる。
 途中の分岐点で前転顧問殿帰宅。ソンシさんがダッシュで先行。先に帰るのかと思いきや、日の出撮影ポイントを押さえていた。きれいな朝日に感動。さらに進んで池へ。いつもは鏡のような水面に今日はさざ波が立っていた。

 担ぎあげてからくねくね道を下る。ずいぶん久しぶり。オーバーアクションになっていつもよりペースが遅い感じ。カーブでワンテンポ遅れるのが気持ち悪い。
 ざらざらコースに入り押そうかと思ったが、教祖様が見ていたので、えいやっと下る。横滑りしなかったので大曲から駱駝岩へは侵入できたが、十分減速できないままに駱駝岩を通過。それも頂上ではなくて少し右寄りの変なライン。次の左折れに対応できずゲームオーバー。
 男岩、段差クランクは少し濡れていて怖いということにしてパス。つるつる岩は侵入がうまくいかず、危うくつるっと行くところだった。しかし、Uターン根っこ上り返しは、あまり減速せずに根っこに侵入でき、うまく抜重して根っこを超えることができた。超えられると思っていなかったので、そのあとのライン取りが悪く途中で足を着いてしまったが、久しぶりの快挙。
 最後の高速下りは、なぜだか目に涙がにじんで視界がぼやけ、全力を出せず。まあでもそこそこ行けたかな。出口で綺麗な五角形に配列された葉っぱを発見。

 ところで、思うにこのコース、従来のルートなら登りもしんどいし、次の担ぎもしんどい。さらに下りはコンパクトながら大変技術を必要とする箇所が多数ある。毎週2回ここに来ていたころに比べて腕も体力も落ちるのはある意味当然か。できれば定番コースに復活させたいところだ。