乗車日記

自転車ときのこ

木金、「闇の歴史、後南朝」読了

水曜日の夜は大雨だったので、木曜日の朝ライドは見送り。昼まで書き物をして、昼ごろ家族でカサグランデさんに行く。

菜の花と筍のジェノベーゼ風パスタを頂きました。菜の花の苦味が好きです。
帰りにイオンモールルピシアさんによってニルギリ紅茶を追加。前回購入したカイルベッタが大変美味しかったので、その時見たもう一種類のニルギリも入手したくなったのです。

さらにカフェタイムさんによってコーヒーを購入。インドのアクバル地方の豆にしました。この豆、以前はオーガニックな感じの匂いがあって、取っ付きにくく、慣れるとやみつきという感じでしたが、今回のロットは綺麗な感じの仕上がりです。これも楽しみ。

後は家でゴロゴロ。11時には寝ました。

今朝は5時半起き。近所の山で朝ライド。珍しく一人。

谷筋の林道で綺麗な藤を見ました。公園の藤はもう枯れかけのようですが、あれは日当たりが良いからなのですね。

一人なので、今取り組んでいる書き物について考えながら、ゆっくり走りました。走りながらというのは、脳に血が良く回っているので、結構いろいろなことを思いつくのです。ただし下り区間は走りに集中。ところで昨日からそうなのですですが、随分と風が強くて寒いです。見晴らしポイントに着いても、寒いのでさっさと出発。

帰宅後、考えたことを書きつけました。その後、30分ほど昼寝。

その後は読みかけの本に取り組みました。

1392年の南北朝合体後の南朝系の人々の動向についての本です。ちょっと怪しげなタイトルですが、伝奇小説ではなく、文献批判をしながら古文書を元に当時の動静を議論している史学の本です。先日の伊勢国での山ライドが、北畠家の雰囲気の理解に役立ちました。また、嘉吉三年(1443)の禁闕の変(後花園帝の御所に南朝勢力が侵入して、神璽が奪われた事件)が割と本気のクーデターで、政権内部にも同心者がいて、一つ歯車が動けば政権がひっくり返りかねない状況だったということを初めて理解しました。それにしても、嘉吉元年には将軍義教が暗殺されるし、二年後には御所で戦闘があるなど、当時の京都の人は気が休まらない感じですね。そして二十年後には応仁の乱で市街戦ですから、まったく恐ろしい状態です。