乗車日記

自転車ときのこ

久しぶりのKTG

昨日の晩は凄い雨だったので、今日は無理かと思っていた。起きてみると意外にも晴れている。でも多分路面が濡れているだろうから、午後まで待って行くことにした。
 それで朝のうちに子供をママチャリにのせて洛西の高島屋に行ってきた。いつも楽々上っている坂が、子供付きのママチャリだとなかなかしんどい。膝が子供の椅子にあたるので、こぎにくいのが原因だ。筋トレにはなるかもしれない。
 帰ってから、KTGに出かけることにしたが、ぐずぐずしていて出発が3時半になってしまった。いつもの通り旧道を上って行くコースにした。ここの上りは、一カ所だけ道に張り出した笹のせいで足をついてしまったが、残りはおおむねトラクションと進行方向をきちんと制御しつつ、堅実に登ることができた。
 国道を超えてKTGの入り口まで登りきった所で4時半。予定通りだ。KTGの入り口の急傾斜はぬるぬるになっており、何度か挑戦したが滑って登れなかった。山の中の道は落ち葉は濡れているものの、土の所はそれほどでもなく、根っこはおおむね乾いていた。タイアの痕跡が東向きと西向きと2パターンは確認でき、既に何グループかが走行していると思われた。かなり厳しい下りでもタイア跡がついていたので相当の乗り手がいたと見える。
 私の方は路面状況を考えてそれほどスピードは出さずに走ったが、何カ所かカーブで外に滑って斜面に落ちそうになった。KTG5大障害物*1のうち、岩盤の斜面に刻まれた道だけは濡れていたのでパスしたが、残り4カ所すべてに挑戦し、すべてクリアーした。これまでに、個々の障害物を別々の日にクリアーできているのだが、一回のライドで4カ所もクリアーできたのは初めてだ。それも路面状況は完璧とは言いがたいのに。特に痩せ尾根に巨大な縦根っこの所については、昨年末に崖下に転落した恐怖感を克服できてとてもうれしい。
 最近、特にライディングスタイルを変更した訳ではないので、この成功もペダル改善が効いているのではないかと思う、最後の障害物である急傾斜の上りの途中に根っこがある所などは当然、ペダリングの影響が大きいと思う。残りの障害物は平坦な所にややこしい根っこがあるタイプなので、直接は効かなさそうだが、やはり、ぎりぎりの状況ではペダリングのバランスがライン取りの精度に効いてくるのだとと考えられる。
 今年になってからKTGに2回行ったが、5大障害物を一つもクリアーできていなかった。そのせいで、KTGに行くこと自体に心理的な障壁ができ始めており、2月以降は色々と理由を付けて一度も行っていなかったのだが、今日のライドでこれをすっかり払拭できた。爽快な気分だ。

*1:2006年1月29日の日記参照のこと