乗車日記

自転車ときのこ

AKB山

6時ちょっと過ぎに集合場所へ。誰もいない。しばらく行って先行の二人を見つけてやれやれ。そのうちにもう一人、後ろから合流。
シングルの路面はかなり湿っている。特に根っこがつるつる滑る。最近面倒がって空気を抜かずに山を走っているせいもある。少しでも水の少ない尾根道へ。AKB山頂を過ぎたあたりの下りで、斜めの丸太を越えようとして、前輪がつるつるっと丸太に沿って滑り、すっこぬけて転倒。膝を打って痛かった。シフターがトップチューブを越えるまでハンドルが切れて戻らない。

最近気がついたが、転倒してシフターがトップチューブを超える時は、常にハンドルが左に切れている。何度もやっているが、右に切れていたことは一度もない。左カーブが下手なせいかと思っていたが、どうも違うようだ。今日は右前方に伸びる丸太でこけたのに、やはり左に切れていた。無意識の緊急反応の時に体がそのように動いているようだ。

何も考えていないのに反応できるのは不思議な気もするが、MTBで高速で下っているときは、どちらかというと考える前にすべての反応が終わっている。世の中には、人間は何も考えておらず、考えているように思えるのはただの気のせいで、すべて脳みそが勝手に反応しているだけ、という説もあるが、MTBの高速の下りに限って言えば完全に当てはまる気がする。

それはそうと、今日もつつじが綺麗だった。