乗車日記

自転車ときのこ

鳥羽・伏見の戦いの資料

先日から興味を持って鳥羽・伏見の戦いについて調べています。書庫を見ると保谷先生の「戊辰戦争」がありました。他の資料は先週金曜日に入手。野口先生の「鳥羽伏見の戦い」を読み始めていますが、かなり詳しいです。直接資料の手記などの重要箇所をそのまま引用してあるのが素晴らしい。戦況の記述についての、出典が明らかですし、細かな点まで辿ることができます。読んでいて気がついたのが、竹藪に立て篭もる部隊の記述がいくつか出てくる点。竹藪が戦術的に重要そうなので、その位置を明治25年の地図から探ってみたいと思います。
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幕末の京都絵図は、一見良さそうですが、双ヶ丘を小倉山と書いてあったり、西院の場所がずれていたり、ちょっと怪しいです。でも明治25年の地図では消えてしまっている京都駅あたりの地形や、京都の南側の御土居が出ているので、そこは参考にしてみたいと思います。

そうそう、2月20日の土曜日は京都シティロゲイニングに出場してきました。指定時間内に地図に指定されたポイントをできるだけ多く回る遊びです。今回の地図はタイムリーなことに京都駅の南側が多く、伏見街道や鴨川以南の高瀬川の様子などを歩いて確認することができました。物流の大動脈だったはずの高瀬川も、今は全く使われなくなっていて寂しいですね。