乗車日記

自転車ときのこ

沖ノ島、アフリカンカンフーナチス、小鳥ガーデン、きのこ大祭

昨日と一昨日は色々と会期が重なり移動の多い週末でした。土曜日は朝一で橿原考古学研究所附属博物館の宗像・沖ノ島と大和展へ。植田さんに教えてもらいました。沖ノ島の祭祀にヤマトの王権が深く関わっていたということを恥ずかしながら初めて認識しました。鉄のことを思えば当然ともいえます。学芸員さんの解説も1時間以上聞けて充実の時間でした。最初の展示室の葛城氏の水の祭祀の遺跡は、解説を聞く前は大野や亀岡にある共同の水場みたいなものかと思っていましたが、そうではなくて閉ざされた空間で首長が厳粛な儀式を行う場だったようです。



 常設展示を見る暇もなく昼前に飛び出て、橿原神宮駅から近鉄に乗り、阿部野橋へ。新世界国際劇場へ入り、アフリカン・カンフー・ナチスを鑑賞。ざっくりいうと、ヒトラー東條英機が生きていて、Uボートでガーナに上陸し、ガーナ人を洗脳して世界征服を企むのを、カンフー青年が阻止するという話です。映画は大変面白いのですが、見る人によっては怒り出すかも知れず、絶対にテレビでは放映できない内容です。そして、入ってから理解しましたが、通常の映画館というわけではなく、映画を見ていない人も多い。まあ逆に馬鹿笑いしていても問題ないので、気兼ねなく楽しく鑑賞できました。


 次は阪神百貨店に移動して8階の催物会場の小鳥ガーデンという小鳥グッズの販売会へ。文鳥グッズを購入。帰りに見つけた7階の紅茶のお店も良い感じで、マーガレッツホープ農園のファーストフラッシュを購入しました。そのまま地下のクラフトビアベースに吸い込まれてから帰宅。



 日曜日は昼まで家にいましたが、雨が止んだので、鶴見緑地咲くやこの花館で開催されている大阪きのこ大祭へ。ここに行くのはもう4回目ぐらいですので、淡路からの道のりもかなり覚えてきました。本を中心に仕入れ。食用きのこも仕入れました。




咲くやこの花館には牧野先生関係の資料もいくつか展示してありました。今回の朝ドラは主人公が研究者という珍しいケースなのと、神木隆之介さんはSPECの一十一役の天真爛漫な演技が頭に残っていたのもあって、自分には珍しく欠かさず見ています。


そうそう、温室の高原植物コーナーでは様々な小さな紫陽花が咲いていました。小さな紫陽花も綺麗なものですね。




帰りに思いついて上方ビールへ行き、お風呂の中でビールを飲んでから帰宅。(飲んだら乗らずに押してます。)仕入れたしいたけとあわびたけは、大変旨みとコクがあってこれだけでお腹いっぱいでした。